「上谷沼調節池」のアクセス・詳細
南区にすぐ隣接している川口市にある、藤右衛門川の氾濫を防ぎ水量を調節するために設置されている調節池です。
施設名 | 上谷沼調節地 |
住所 | 埼玉県川口市 |
アクセス | 南浦和駅徒歩12分(西端まで) |
駐車場 | あり(東端) |
「上谷沼調節池」の役割
藤右衛門川が大雨の時、浸水や氾濫を防ぐため、川の水を一時的に溜め、川の水量を調節するために作られたものです。
2019年の大雨の際に本領を発揮、池となった姿がこちらです。
藤右衛門川です。ここが増水すると・・・
「自然排水樋管」から流れ込んでくるのかな・・・
「越流堤」から川の水が流れ込んでくる様は圧巻でしょうね。
藤右衛門川とは
そもそも藤右衛門川とは・・・?
与野、浦和、緑区の谷から流れてきた水が合流し、浦和の東の暗渠「藤右衛門川通り」の下を通り、浦和競馬場で開渠となり上谷沼調節池の脇を通り、東京外環自動車道に沿って流れ、東の大きい川、「芝川」に合流しています。
その芝川は赤羽付近で荒川に合流し、東京湾に流れ込みます。自分の家の近くの小さい水の流れが大きい川に合流し、海に流れ込む・・・ロマンです。
「上谷沼調節池」をファミリーで楽しむ
川口市ですが、最寄り駅は南浦和です。
下の画像の右側(西側)が南浦和寄りです。
左岸調節池はグラウンド、ピクニックや凧あげ、そり遊びも
駐車場がある東側から西側を見た景色です。空が広くて気持ちいいです。
このへこみが左岸調節池です。大きなグラウンドが広がっており、この日は子どものサッカーチームの試合が行われていました。
外周がアスファルトで整備されており、ランニング、犬の散歩、と近隣の皆さんの憩いの場になっています。
「左岸調節池」と言いながらも「越流堤」のあたりや調節池底の水路以外は水気がないので、シートを敷いてピクニックもいいですね。
走りまわったり、凧など空に飛ばすもので遊んだり、芝の斜面があるのでそりをしたり、元気に遊ばせることができるのがありがたいです。
越流堤の池からつながる、調節池底の水路のあたりは「きけん ここではあそばないで」の看板ありです。
右岸調節池の野鳥が多いデンジャラス水辺ゾーンでザリガニ釣りも
橋を渡った対岸は「右岸調節池」となっています。
とはいえ、まだ完成していないようです。
同様に湿地ではなかった右岸側にも池を建設する計画である。用地買収が行われているものの農地が残り、完成に至っていない。
Wikipediaより
大きい木がたくさんあり、木陰が気持ちのいい空間です。
ただ・・・
ここ・・・
沼でした・・・落ち葉で全然見えなかったけど・・・
上の画像は子どもが踏んで靴を取られた跡です。
靴を取られて膝をついて膝下・両手・靴の中が泥まみれに・・・
着替えとタオルを持っていたので何とかなりましたが、お出かけ時の子どもの着替えって何歳まで必須なんでしょうか・・・
ご注意ください。
別の場所はモロに沼でした。こういった沼の部分で春、ザリガニ釣りをしました!棒にひもをつけて豚肉やするめを結んで吊るすだけでじゃんじゃん釣れました。
藤右衛門川のフェンスがない箇所もあり、子どもから目を離すことはできません。
貴重な自然が残っています。野鳥観察・撮影に来ている方もいました。
上谷沼調整池側から藤右衛門川を渡って右岸調節池に入る以外に、丘側の「レイムテニスセンター」のテニスコート側や、丘沿いの小道から入れるフェンスの切れ目があります。
上谷調整池
「右岸調節池」の南浦和駅に近い西側のほうは「上谷調整池」となっています。
右岸調節池を進むと、舗装が切れます。
すると・・・
上谷調整池が現れます。
「危険 立入り禁止」の立て看板が。足元はずるっといきそうです。子どもからは目が離せない・・・googlemapの口コミによるとザリガニ取りができるようですが、一応立ち入り禁止です。
(仮称)上谷沼ー2広場
左岸調節池の南浦和側には、テニスコートや「(仮称)上谷沼ー2広場」が広がっています。ここはさいたま市だそうです。
「上谷沼調節池」はトイレが1か所
駐車場がある東側(画像の左)の事務所にしかトイレがありません。
西側(南浦和駅に近いほう)は、近くのセブンイレブンでトイレを借りましょう。
そうは言っても、中央のあたりからはどちらも距離があるので、子どものトイレには要注意です。
まとめ
遊具があるわけではないですが、広くて気持ちいい空間です。
自転車でピクニックに行き、空に飛ばすもので遊んだり、斜面でそりをしたり、水辺を散歩をしたりするのがおすすめです。
\こんなものを持っていくともっと楽しめるかも!/
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです