さいたま市の令和4年度(2022年度)予算案が審議されている2022年2月上旬、不登校等児童生徒への支援の充実を推進する旨記載されており、具体的な資料が掲載されていました。
またその後、2022年4月に開設される旨報道がありました。
今回は、2022年4月に開設する「不登校等児童生徒支援センター:通称Growth(グロース)」がどのようなものかお伝えします!
こちらの記事はさいたま市不登校等児童生徒支援センターが開設される前に情報をお伝えした記事のため、最新の情報は「不登校等児童生徒支援センター(通称:Growth)の紹介(さいたま市Webサイト)」をご覧ください。
さいたま市不登校等児童生徒支援センター:通称Growth(グロース)
「さいたま市不登校等児童生徒支援センター:通称Growth(グロース)」が、2022年4月開設されます。
事務所は見沼区にある市の職員研修センター内、教員免許を持つ職員4名が配置されるそうです。
4月に説明会を行い、児童生徒の受け入れを開始するとのこと。
下の資料は、さいたま市Webサイトにも掲載され報道機関にも公開された2022年度予算案の「市長査定資料」です。
さいたま市の不登校や病気等で長期欠席している児童生徒は年々増加し、令和2年(2020年)は2,451名になっているとのこと。
そういった児童生徒への支援が推進されます。
市では6ヵ所の教育支援センターでそうした子どもたちへ対面で学習支援などを行っていますが施設を利用していないなど、つながりのない児童・生徒はおよそ400人います。
2022年3月22日テレビ埼玉報道より
新しく開設する「Growth」では長期欠席の児童生徒にタブレット端末を活用し、オンラインでの1対1の学習やホームルームなどを実施して職員やほかの子どもたちと新しいつながりをつくりながら社会的に自立することを支援します。
今までは対面での学習支援メインだったのが、時代に合わせオンラインに。学習支援だけでなくニーズに応じたプログラムや新しいつながり作りなどの支援が受けられるんですね。
保護者や本人を市内の専門職につないだり、保護者同士がつながることも。
不登校は誰にでも起こりうることで、筆者も4歳の子どもの今後について他人事ではありません。こういった不登校等の専門の支援センターが開設されることはとても心強いです。
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まとめ
今回は、2022年4月に開設する「不登校等児童生徒支援センター:通称Growth(グロース)」がどのようなものかお伝えしました。
不登校の子どもや保護者への支援の充実に期待しています。
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです