武蔵野線経由で鎌倉まで直通で行ける「ホリデー快速鎌倉」。
2022年GW、JR武蔵野線南浦和駅から大船駅で乗り換え、江ノ島に日帰りで行ってきました!
今回は、普段は貨物列車しか走れない武蔵野貨物線を走るホリデー快速鎌倉からの湘南ジェットコースター、船・洞窟・海鮮丼・海遊び・銭湯と盛りだくさんの4歳児との1日レポをお届けします!
2022年10月からホリデー快速鎌倉は特急鎌倉になり、大船駅に停車しなくなったので江の島には行きにくくなりました。
特急鎌倉を利用する場合、鎌倉を経由して江ノ電で江の島に行くことは可能です。
南浦和から憧れのホリデー快速鎌倉乗車!
ついに憧れの「ホリデー快速鎌倉」に乗ってきました!8:20南浦和発です。
普段は貨物列車しか走っていない「武蔵野貨物線」を通ることができるなんてワクワクしますよね・・・!
ぐるっと海から円形状に敷かれた線路のおかげで、今回のホリデー快速鎌倉だけでなく武蔵野線経由でいろんなところに行ける直通特急・快速が多いのが嬉しいです。
ちょっと長くなるので別の記事にしました↓↓
ジェットコースター!?湘南モノレール
鎌倉まで直通のホリデー快速鎌倉は大船駅で途中下車し、湘南のジェットコースターの呼び声高い「湘南モノレール」で江ノ島に直行します。
何がジェットコースターかというと、日本に2社しかない懸垂式モノレールなんです。
その懸垂式モノレールが、丘陵を下ったり登ったりトンネルに突っ込んだりとアトラクションのように進んでいきます。
海だー!!
14分で江ノ島に到着。湘南モノレールは今回の目的の1つでもあったので体験できてよかったです。
4歳児より筆者が楽しんでいましたが・・・
この湘南モノレール、日中は1時間に8本出ています。
なので、最前のジェットコースター感を楽しみたければ、ホームで最前に人が並んでいる場合は次の便まで待つというのも手です。
最前の窓がせまく、2組くらいしか張り付くことができません。また、窓が高い位置にあるので、子どもをずっと抱きかかえる必要もあります。
江の島駅到着!商店街を抜けたら船が便利
10時過ぎ、江の島到着!
昔はよく行ってたけど、子どもが生まれてからは初めてなので久々です。
モノレールの駅からは、江ノ電の駅と商店街を抜けるのにしばらく歩きます。いろんなお店があって楽しい!
店頭に伊勢海老がいたり、海鮮丼の看板があったり、海に来た感が高まります。
江の島に渡る橋に到着!するとすぐ、船の発着場があります。
今まで江の島では歩きで一番奥の洞窟(岩屋)まで行ってたんですが、子ども連れだと話は違う・・・!
坂道や階段を上りたくないとぐずる子どもを抱えるくらいなら、船に乗っちゃいましょう!旅はまだ序盤なので、親も子どもも体力を温存できます。
片道大人400円・小人200円、5歳以下無料なんてうれしいですよね。10分間隔で出ていました。
江の島には有料エスカレーターもあるので、行きはエスカレーター、帰りに船の選択肢も。先にお土産屋や食べ歩きを楽しみたい人はこちらのコースで。
小学生以下はライフジャケット着用です。
まず砂浜に行きたかった子どもも、さっそくの船に興奮!
江の島洞窟~海鮮ランチ&食べ歩き!
7分程度で江ノ島最先端の岩場に到着!
洞窟(岩屋)では、ろうそくを貸してもらって進みます。未就学児も火をつかわない電気のあかりを貸してもらえるので雰囲気が出ます。GW最終日、結構空いてました。
楽しんでた4歳児も途中で怖くなってきたようでおんぶに。船で体力温存して良かったです。
復路は江の島を歩きで。いろんなお店があって楽しいですよね。
観光地なのでアイスやガチャガチャ、おもちゃなど誘惑がたくさん。階段があっても途中でアイスを挟むと4歳児もなんとか進んでくれます。
GW最終日、昼に近くなるにしたがって、おしゃれな店、メニュー豊富な店、有名な店は並び出すので早めに空いてる店に。
「アジ生しらす丼」!やっぱり江の島に来るとしらす食べちゃいます。
フルーティな江ノ島ビールとか飲みながら最高!電車の旅はこれができるからいいですよね。
釜揚げしらす丼は子どもにもあげやすいし、よく食べました。
江の島の入り口まで戻るとお土産屋・食べ歩きの店が。ここも誘惑が多い!
駅の方の砂浜に戻るには長い橋を渡りますが、青いチョコバナナを食べながら4歳児も機嫌よく歩きます。
メインイベント・海で遊ぶ!!
14時ごろ砂浜着。4歳児にとっては今日のメインイベント、海遊び!
石拾いが好きな4歳児、案の定しばらく貝拾い。
その後最初はズボンをめくって遠慮がちに波際をうろうろ・・・最終的には全身ずぶぬれになりながら波に海藻を投げては拾い、波から逃げたり突っ込んでいったりと、埼玉ではできない遊びを楽しみました。
気付いたら近くにいた同じくらいの年の子も一緒に遊び始め・・・遠浅の海だから気づくと沖の方に行きすぎちゃうので頻繁に呼び戻したり、目を離すことはできずひやひやしながら見守っていました。
結局16時ごろまで約2時間。
まだ5月。この日は風が冷たく、お友達と別れた瞬間ガタガタ震え始めるびしょ濡れの4歳児。
これはまずい。体を温めることができる場所を探しました。
海で遊ぶ場合の反省点・持ち物
今回反省点がたくさんありました。普通の水遊び場所と違うので、着替え・タオル・ビニール袋だけでは足りませんでした。
まず、マリンシューズが必要。
普通の靴で来ちゃったんですが、「おしっこ~」と言われた時、濡れた砂まみれの足で靴を履かせられないし、拭いてる余裕もないし、結局おんぶしてトイレ(ちょっと遠い)まで行くことに。
あと、湘南という場所柄のせいか、砂浜に割れたガラスが結構落ちてる・・・。
ガラスなどが危険で足洗い場(ちょっと遠い)に素足で行くことはできないので、大人もビーチサンダルを持ってくることがマストでした。駅周辺の商店街でも売ってはいます。
あとラップタオルです。
今回このずぶぬれ&濡れた砂まみれになった子どもを着替えさせるのに苦労しました。
上半身はなんとか砂を落としてシャツを着て、ウインドブレーカー(持ってきてよかった)を羽織ってなんとかしたものの、下半身の砂を落とせず。
フェイスタオル(たくさん持ってきてよかった)を腰に巻いて筆者の髪ゴムで止めてなんとか移動しましたが、ラップタオルがあれば防寒や目隠しに使えました。
真夏だったらこういうのも必要ですね。
子どもの体を温めないと!渋い銭湯に
江の島で夏前にびしょ濡れになって震えてる子どもをどうしたらいい!?
どうしたらよかったのかはまた調べたいと思いますが、シーズン外で海の家的なものもなく、びしょ濡れで震えている子どもをとにかく温めないと!
そうだ、江ノ島の入り口に富士山が見える天然温泉があった!と下半身にタオルを巻いた子どもをおんぶしてまた長い橋を歩いて向かいました。
が・・・小学生は日曜日入館不可、未就学児は全日不可!!安全管理上って何よ!?
江ノ電で行ける稲村ケ崎の温泉に電話するとこちらも4歳不可と断られ・・・
あとは駅から遠いところばかり・・・あ、湘南モノレールの富士見町駅の近くに銭湯がある!
ようやく乾いた砂を落としてトイレでズボンをはいて、湘南モノレールの駅まで戻ります(遠い)。
帰り道の商店街で、しらすコロッケ・さつまいもチップス・メープルチュロスなど食べ歩きしつつ、なぜかスマートボールをやりつつ。
そう、この時点で子どもは乾いてウインドブレーカーも着たので、すっかり通常運転になっていました。
じゃあこのまま帰る・・・?と提案したものの、温泉大好き4歳児は「やだ、おんせんにいく!!」ということで銭湯に向かいます。
帰りの湘南モノレールは立って楽しむ気力はなく座りながらまったり。
18時前、レトロで渋い銭湯に到着!大人2人980円。
常連さんが集まるThe銭湯で、男湯で子どもが熱い風呂に入れないでいると常連さんが「薄めていいよ~」と水を入れてくれたそうです。
帰る際の番台さんの「おやすみなさい」の声で、近隣みなさんの日常に混ぜていただいた気分になりました。
上野東京ライングリーン車なら早くて便利・湘南は近い!
再び湘南モノレールで大船駅へ。
帰りは大船駅から上野東京ラインでグリーン車に乗って浦和まで直通です。(もちろんさいたま新都心・大宮も停まります)
浦和まで1時間ちょっと。数分遅いですが湘南新宿ラインも。上野東京ラインと湘南新宿ライン合わせて1時間に10本程度もあるので、電車の時間を気にすることなく帰ることができます。
ホリデー快速鎌倉の場合は、帰りは大船発だと17:29の一本なので、帰りは上野東京ラインがおすすめです。
大船駅ナカで弁当・つまみを買って、19時発。おつかれさまでした~!
グリーン車には販売員の方がまわってくるので、ビールやお茶を買うこともできます。
大船発のグリーン車はガラガラ。浦和まで800円プラスになるだけなので、疲れた旅の帰りには積極的に使いたいです。
またグリーン車は、特急や快速と違って未就学児はグリーン車料金を支払わなくても一席使用させてもらえるんです(まわってきた販売員さんが「使用中」の緑のランプにしてくれる)。子連れにはありがたいです。
GW10連休を満喫し明日から保育園の日焼けした4歳児、19:30グリーン車でダウン、翌朝まで起きることはありませんでした(銭湯入っててよかった)。
浦和からタクシーを使ったこともあり、家到着20:20。大船駅toドア1時間20分って近い…!
今回は大船乗り換えをしたけど、藤沢乗り換えで小田急線で片瀬江ノ島駅に向かうもっと近いルートも。
今回は行きにホリデー快速鎌倉を使ったけど、運行していない日でも上野東京ラインのグリーン車を使えば、快適に「ドアto湘南の砂浜」2時間かからずに到着できそうです。
海のない埼玉県。こんなに子どもが海に喜ぶならもっと頻繁に行こうと思った旅でした。
江の島観光・宿泊情報
江の島も鎌倉方面も観光スポット多すぎ!事前にメインスポット考えておきましょう。ご参考に↓↓
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今回は日帰りだったけど、周辺含めて見どころが多すぎるので一泊ならもっと楽しめますよね。
湘南エリアの宿を直接リンクしたので使ってください!↓↓
●Yahoo!トラベル●じゃらんnet
●JTB
まとめ
今回は、普段は貨物列車しか走れない武蔵野貨物線を走るホリデー快速鎌倉からの湘南ジェットコースター、船・洞窟・海鮮丼・海遊び・銭湯と盛りだくさんの4歳児との1日レポをお届けしました。
やっぱり普段行けない海は楽しい!
今回は江ノ電には乗れなかったので、次に鎌倉江の島方面に行く時はまた違うルートで楽しんでみたいです。
意外と近い湘南方面。ぜひ行かれてみてください~!
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです