乳児期には必須アイテムであり大活躍のおくるみですが、大体1歳を過ぎるとお出かけの時にマザーズバッグに入れる必要もなくなって使用頻度は減りますよね。
ほとんどの場合はおくるみとして使い終わったら、いい素材だしそれほど汚れていないし、捨てるのももったいない、、、と、棚の中に眠っているのではないでしょうか。
出産祝いでもらうことも多く枚数があるおくるみ達、その後も使い道はまだまだあります!
おくるみといっても、タオル生地のものやエイデンアンドアネイのブランドで有名なガーゼ素材のものも。
タオル生地であればそのままタオル・タオルケットとして再利用しやすいですが、今回は、主にガーゼ素材のおくるみの活用について5つの再利用法をお伝えします。
この記事は、子育て支援のお仕事をされていた、2歳と4歳のお子さんを持つKさんに教えていただきました!
おくるみ再利用法①枕カバー・シーツ・タオルケット
まず1つ目は、寝具として再利用する方法です。
おくるみはとても肌触りが良い素材なので、お昼寝の時にかけたり、シーツとして敷いたり、そのまま枕に巻いて子どもだけでなく大人の枕カバーとしても使うのにピッタリです。
特に、枕カバーは頻繁に交換したいものなので、パッと包めて、パッと外して洗えるのは嬉しいですよね。
それにおくるみはサイズも大きいのでしっかり包めば縫わなくても問題なく代用できます。
おくるみ再利用法②風呂敷
2つ目は、風呂敷として再利用する方法です。
今どき風呂敷?と思うかもしれませんが、ひそかに注目を集めていて、活用の仕方を特集されることも多いですよね。
わざわざ風呂敷を購入する方は少ないと思いますが、おくるみでも厚みや形状が似ているので風呂敷と同じような活用をすることができます。
おくるみ風呂敷は、特に旅行の時の洋服をまとめるのにとても重宝します。
開いたおくるみの真ん中に洋服を重ねて置き、お弁当を包むようにして、対角線同士の端を2か所縛ります。
これなら袋にまとめるよりも、洋服の量に合わせてフィットするので、とてもコンパクトにまとまります。
行きよりもかさばりがちな洗濯物も、ぎゅっと縛って小さくなるので、来るときは収まっていたはずの荷物がパンパン、、、という事態も避けられます。
おくるみ再利用法③遊び道具
3つ目は、子どもの遊びの広がりに繋がるアイディアの一つとしての再利用法です。
我が家では、ぬいぐるみをしまってあるケースの中にいつもおくるみが2~3枚入れてあります。
筆者がテントのように吊るして固定してみたり場所を仕切ってお店屋さんにしたりする時もありますが、子ども自身で活用する姿も見られます。
子どもは変身が大好きです。気づくとマントの様に羽織っていたり、すっぽり頭から被っておばけになったり、ドレスにしたい!と言ったり。
ある時には、おくるみをシートのように広げたところにぬいぐるみやキッチンの食べ物を並べてピクニックをして遊んでいました。
トランポリンの下も、あっという間に秘密基地に早変わりします。
子どもにとって、自分だけのスペースや秘密基地といった仕切られた場所は格好の遊び場です。
明るくて広々としたプレイスペースも良いですが、子どもが少し隠れられたり自分の世界に浸ったりできる場所を作ってあげると、特別感がありとても喜んでくれます。
おくるみが数枚あるだけでこんなに遊びが広がるんだな、と子どもの想像力の豊かさに筆者自身が驚かされる場面が幾度もあります。
おくるみ再利用法④ 外出先で活用
4つ目の再利用法は、外出先で活用することです。
おくるみをお出かけバッグの中に入れて便利なのは乳児期だけではありません。
例えば、野外で座る時の敷物にしたり、寒い時には羽織ったり首に巻けば防寒になったりもします。
また、急な雨や公園遊びで濡れてしまった時や水遊びの時の大判タオルにもなります。薄くて乾きやすいのもうれしいポイントですね。
そして、筆者一押しの活用方法は、2つ折りに畳んで両端を縛り、エコバッグとして使うことです。
特に冬場の公園遊びや屋内施設に入った時など、子どもはすぐに暑がったり寒がったりとこまめな体温調節が必要で、気づけば自分の手に荷物がてんこ盛り&自分はアウターを脱げず汗だくに、、なんてこともありませんか?
そんな時おくるみのエコバッグはかなり大きく作れるので(結び目を変えれば小さくもできます)、子どもと自分のアウターをはじめ細々とした帽子・手袋・マフラーといったものが一気にまとめられます!
おくるみ再利用法⑤防災用品
5つ目の再利用法は、防災用品として避難バッグにプラスして入れておくというものです。
上で紹介したようにタオルや防寒・敷物としてはもちろんのこと、緊急時や災害時の三角巾・布おむつ代わり等として活用することもできます。
ガーゼ素材のおくるみなら普通のタオルよりもかさばらないので、避難バッグに少し余裕も出そうですね。
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まとめ
今回は、主にガーゼ素材のおくるみについて、5つの再利用方法をお伝えしました。
シンプルなものだからこそ、今回紹介した5つの方法以外にもアイディア次第で再利用法は無限に広がりそうですよね。
この機会にぜひ、眠っているおくるみを引っ張り出して試してみてはいかがでしょうか。
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです