埼玉県さいたま市桜区の桜草公園は、特別天然記念物サクラソウ自生地・武蔵野線鉄道橋・水門がある、ゆったりピクニックや原っぱ遊びにおすすめの公園です!
桜草公園・田島ケ原サクラソウ自生地のアクセス・駐車場・バス他基本情報
桜草公園・田島ケ原サクラソウ自生地のアクセス・駐車場・バス他基本情報です。
施設名 | 桜草公園 |
住所 | さいたま市桜区田島3542−1 |
電話番号 | 048-711-2290(別所沼公園管理事務所が管理) |
アクセス 最寄駅 バス | ●「西浦和駅」徒歩23分 ●「浦和駅西口」バス停から国際興業バス志木駅東口行き(西浦和駅経由)「さくら草公園」下車徒歩2分 ●「志木駅東口」バス停から国際興業バス浦和駅西口行き「さくら草公園」下車徒歩2分 |
駐車場 | 無料・57台 |
桜草公園への行き方は、車か徒歩かバスか車。
普段は混まない駐車場ですが、さくら草まつり開催時は臨時駐車場や周辺道路が渋滞します。
最寄り駅は武蔵野線の西浦和駅。ピクニック気分で徒歩でも行ける距離なので、晴れた日は徒歩もいいかもしれませんね。
また、浦和駅・西浦和駅・志木駅からのバスは1時間に3本程度出てるので行きやすいです。詳しい時刻表は国際興業バス公式サイトで検索ください。
桜区にある、鴨川合流地点の荒川河川敷にある公園です(案内板画像は南北逆です)。
桜草公園のトイレは案内板にある2か所。入り口から近い方と、ソフトボール場の近くです。入り口に近い方は管理事務所になっており、山小屋風の外観できれいめのトイレです。
桜草公園はバーベキュー禁止で遊具もない、だからこそ穴場
荒川河川敷のBIGな公園、秋ヶ瀬公園と彩湖にはさまれた、小さめな桜草公園。
バーベキュー禁止で遊具もありません。だからこそ穴場感アリです!
ポイント
- 広い原っぱ
- 特別天然記念物「田島ヶ原サクラソウ自生地」
- 武蔵野線、貨物列車
- 2つの水門(鴨川の荒川への合流)
バーベキューのにぎやかな雰囲気や声はなく、混みあってもおらず、いつも落ち着いた空気が流れています。
ゆったりピクニックをしたい、子どもを原っぱで遊ばせたいという時におすすめです。
行ったときは散りかけでしたが、桜も多く植えられています。
原っぱだけでなく木も多いので、日差しを避けることができます。
桜草公園の田島ヶ原サクラソウ自生地
そもそも公園の名前になっている「サクラソウ」って?
サクラソウ科の多年草で、環境省レッドリストでは準絶滅危惧種とされています。(中略)現在までに多様な品種が栽培されていますが、その多くが荒川流域のサクラソウ野生種を元に作られています。
さいたま市教育委員会「田島ヶ原サクラソウ自生地」パンフレットより
ここ桜草公園には、サクラソウが自生している「田島ケ原サクラソウ自生地」があり、この自生地自体が国指定特別天然記念物になっています!
このサクラソウ、さいたま市の花(+桜区の花)、埼玉県の花にもなっています。
あれ、数年前行ったときはもっと咲いていたような・・・
サクラソウの生育株数は約100万株といわれていますが、開花率は2〜3割です。特別天然記念物のため、人の手が入れられませんので、敷地一面にサクラソウの花が咲き乱れているという訳ではありません。他の野草とともに点在する自然のままのサクラソウをお楽しみください。
さいたま市観光国際協会「田島ケ原のサクラソウ」より
なるほど。
桜草公園の武蔵野線鉄道橋
すぐ脇を荒川を渡る武蔵野線の鉄道橋が通っているので、ガタンガタン・・・という音が公園中に響きます。
のどかですが、音が気になる方もいるかもしれません。
武蔵野線はよく貨物列車も走っているので、貨物列車大好きな子どもも大喜びです。
桜草公園の2つの水門
桶川市から発し、上尾市、さいたま市を流れ、ここで荒川に合流する鴨川。
桜草公園の近くには2つの水門があり、荒川の水位が上昇した時にはゲートを閉じて鴨川への逆流を防ぎ、堤防の役割を果たします。
また、「サクラソウ自生地の冠水頻度を以前と同じ割合にする」という役割もあります。
川の流れ大好きな筆者は、またゆっくり川と水門を見に行きたいです。
毎年4月はさくら草まつり
毎年サクラソウの開花に合わせ、4月の土日にさくら草まつりが開催されます!模擬店やステージショーなどが行われ、花見客でにぎわいます。
まとめ
あえて、混んでいる秋ヶ瀬公園・荒川彩湖公園を避けて、桜草公園でゆったりピクニックをすることもお勧めですよ!
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです