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さいたま市保育園2024年(令和6年)一次利用調整結果!区ごと・年齢別・不承諾率グラフ化も

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さいたま市保育園2024年(令和6年)一次利用調整結果!区ごと・年齢別・不承諾率グラフ化も 子育てサポート
子育てサポート

さいたま市の保育園に2024年4月入園するための一次利用調整の結果が、2024年2月2日に各家庭に届きました。

さいたま市のWebサイト上のページ「保育所等の一次利用調整(選考)結果について」でも、最新2024年の結果が公表されました。

その結果を、全体・区ごと・年齢別に詳しく見て推測・解説、それぞれの不承諾率を過去にもさかのぼってグラフ化して見ていきます。

こちらは毎年4~5月に公開される最終的な「待機児童」ではなく、秋に保育園申し込みをして2月に結果が出る「一次利用調整」の結果です。

この後は入れなかった人が2回目の申し込みをする二次利用調整もあり、いろいろな数字が除かれていき、最終的な待機児童数となります。

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さいたま市保育園2024年(令和6年)一次利用調整結果【全体】

さいたま市の保育園の2024年4月入園のための一次利用調整結果が出ました。

さいたま市がまとめて選考をしている認可園や小規模園等の結果です。各施設で選考している認可外園等の結果は含まれていません。

全体を見ていきます。

申込者は前年から92人増、承諾は124人増、不承諾は32人減、前年から大きな変動はないようです。

2024令和6年4月入所一次利用調整結果PDFより

上の人数から計算した、「不承諾率」の6年間の推移です。不承諾率も昨年から微減で、大きな変動はありませんでした。

さいたま市保育園一次利用調整結果・不承諾率の推移
数字は%

2020年に待機児童数全国ワーストになってしまったさいたま市ですが、そこから保育園は急増。不承諾率も下がりました。

コロナ禍が明けて不承諾率も再び上がりましたが、コロナ前ほど多い不承諾率ではありません。

利用申込をしたうちの25.0%(4人に1人)、2,221人の方が不承諾となっていますが、この人数が4月から路頭に迷うというわけではありません。

この不承諾の数字には、転園希望や元々育休延長を希望していた人も多く含まれています。

さいたま市には、保育園申し込みの際に「実は育休延長したい人が出す書類」があり、選考順位を下げて不承諾になることができる。
>>この話の詳細は別記事にしています

2023年のさいたま市の待機児童報告では、待機児童のカウントから除外されている人のうち「育休中のうち復職意思を確認できない(821人)」が一番多い。(その全員が最初から育休延長目的だったとは限らないが)
>>2023年さいたま市の待機児童報告詳細

2022年のさいたま市の待機児童報告では、待機児童のカウントから除外されている人のうち「転園希望の申し込みをしたが元の施設を継続利用する方」が426人。(2023年は記載なし)

また、このあとの二次利用調整で園が決まったり、認可外園に行く人もいます。

この後、2024年4~5月に報告されるであろう最終的な「待機児童数」は0人に近い数字になると思われますが、待機児童数を算出する際に数字から除かれていった方の一部が「隠れ待機児童」となっています。
>>2023年さいたま市の待機児童報告詳細

さいたま市保育園2024年(令和6年)一次利用調整結果【区ごと】

さいたま市の保育園の2024年4月入園のための一次利用調整結果、区ごとの結果を見てみます。

去年のような、大幅に利用申込が増えた・不承諾が増えた区はありません。
>>去年の一次利用調整結果

2024令和6年4月入所一次利用調整結果PDFより

上の表の人数から、過去にもさかのぼって計算した「区ごとの不承諾率」の6年間の推移(グラフ・数字)です。2024年は区による不承諾率のばらつきが少ない印象です。

さいたま市保育園一次利用調整結果・区ごとの不承諾率の推移
西区北区大宮区見沼区中央区桜区浦和区南区緑区岩槻区
201939.429.930.935.426.921.133.035.428.534.82019
202041.833.134.524.432.524.431.235.629.127.22020
202121.419.625.719.724.418.527.127.520.726.82021
202226.921.219.022.517.114.222.014.523.125.02022
202327.223.922.631.223.821.527.222.626.429.62023
202428.321.123.427.425.215.427.825.823.026.72024
数字は%。横スクロールできます

区と言っても広いですし、駅近・駅遠、自分の指数や条件、大型マンション一つ建てば変わったりもするので、ご参考程度に。

区ごとで気になったことは以下です。

さいたま市北部の一斉整備の効果が一部出るも、まだ準重点地域の西区・見沼区

2024年4月、さいたま市北部地域に認可園・小規模園が多数開園します。

それにより、北区・見沼区は不承諾率が下がったものの、大宮区・西区は微増。(見沼区も下がったとはいえまだ高い水準)

特に西区は28.3%と、2024年は僅差ですが一番不承諾率が高くなっています。

小規模園が募集されていた指扇では2年連続で開園が叶わなかったこと、認可園開設に向けた準重点地域となっていた西大宮駅周辺には小規模園が2園できるものの認可園はできなかったこともあり、西区はまだ需要が大きそうです。

昨年より減ったもののまだ不承諾率が高い見沼区も、認可園開園の準重点地域になっている「見沼区南中丸・南中野・中川・東新井の一部(鉄道駅から距離がある大宮第三公園の南東側一帯)」もまだ認可園が開園していないので、今後の新設情報に期待です。

2024年4月新設園マップと保育園新設募集の重点地域の話

南区の公立園3園の2026年度末閉園予定の影響

10区中、不承諾率が一番上がってしまったのが南区。(3.2%↑)

去年に引き続き、南区の公立園3園が2026年度末閉園する予定であることも一部影響していると推測しました。

さいたま市は、公立園を将来的に半減する計画を出していますが、「民間所有者から土地・建物を借用して運営している公立園5園」については2026年度末閉園の方向で、段階的に歳児の受け入れを停止しています。南区にはこのうちの3園があります。
>>さいたま市の公立保育園半減計画くわしくはこちらの記事で

卒園までこれらの保育園に在籍することはできるのですが、2024年1次利用調整終了時の空き状況見込み(利用内定可能予定人数)の数字を見ると、「閉園予定なら入りたくない」「今在籍しているけど別の園に転園したい」と敬遠する動きも見えます。

閉園予定は文蔵・大谷場・辻の3園
さいたま子育てWEBー認可保育所等空き状況より

また、この3園の受入停止となっていた0歳~1歳児に加え、今回新たに受入停止になった2歳児の受け入れ先となる新しい保育園が想定より増えていないのでは、とも思われます。

さいたま市は2年連続で「南浦和駅1㎞圏内」を認可保育園整備の重点地区に設定。2024年4月に大きい認可園1園が開園しますが、需要を吸収しきれなかった可能性もあります。

また、武蔵浦和方面では2024年4月に認定こども園移行が1園ある予定だったのですが、工事遅延により延期に。(1年以内に移行予定)

こういったことも要因かもしれません。

2024年4月開園の保育園と南区周辺の話

再開発分譲マンション施設内に年度途中に保育園新設される大宮・武蔵浦和

まだまだ再開発が続くさいたま市。

さいたま市では100戸以上のマンションを建てる際には、市との事前協議(保育施設・放課後児童クラブ・送迎保育ステーションなどの設置を要請)を必須としています。

「要請」なので強制力はないところですが、2024年夏に大宮駅前と武蔵浦和駅前にできる分譲マンション複合施設(各522戸・277戸)には、年度途中に認可保育園が新設されます。

2024年度途中開園の保育園の話

再開発される浦和駅前も、525戸のマンションが2026年6月竣工予定になっています。浦和区は不承諾率が高い水準で推移しているので、こちらにももちろん認可保育園の設置を期待します。

(正直、保育園より学童の方が心配… >>さいたま市の学童の現状

2023年もファミリー世帯の流入が全国1位、9年連続となったさいたま市。2030年までは保育園需要が増え続けると試算されています。

9年連続ファミリー層流入1位のデータ

さいたま市保育園2024年(令和6年)一次利用調整結果【年齢別】

さいたま市の保育園の2024年4月入園のための一次利用調整結果、年齢別の結果を見てみます。

2024令和6年4月入所一次利用調整結果PDFより

上の表の人数から、過去にもさかのぼって計算した「年齢別の不承諾率」の6年間の推移(グラフ・数字)です。

さいたま市保育園一次利用調整結果・年齢別の不承諾率の推移
0歳児1歳児2歳児3歳児4歳児5歳児
201919.137.338.731.634.739.7
202018.936.841.729.632.940.7
202114.529.030.116.425.228.3
202214.621.331.114.423.625.2
202315.427.536.424.633.638.6
202413.925.043.520.238.337.6
数字は%

年齢別で特筆すべきは2歳児クラス。待機児童数ワーストだった2020年も超える43.5%の不承諾率となりました。

申込者も不承諾者も、数では1歳児が一番多いですが、率だと2歳児が圧倒的です。

(4歳5歳も率は高いんですが、母数が少なく、2歳児以下より空きも多いのでこの後どこかに入れている方が多い印象です)

2歳児の利用申込者数は去年より174名増え、それがほぼ吸収できず去年より158名不承諾者が増えています。

なんで2歳児の利用希望だけ去年より大幅に増えたのかわかりませんが…。コロナ禍で0歳入園を考えていなかった層が2023年の1歳児入園で撃沈、育休延長して今回2歳児で再チャレンジした…?
育休が長く取れる会社が増えてきた?とは言ってもこんなに急には上がらないだろうし。

あらためてになりますが、この数字には転園希望や元々育休延長を希望していた人も含まれています。特に0,1歳は育休延長したい層、1歳以上は転園したい層もそれなりに含まれていそうです。

特に2歳児は、小規模園⇒認可園への転園希望が多いことが推測されます。

再掲します↓↓

さいたま市には、保育園申し込みの際に「実は育休延長したい人が出す書類」があり、選考順位を下げて不承諾になることができる。
>>この話の詳細は別記事にしています

2023年のさいたま市の待機児童報告では、待機児童のカウントから除外されている人のうち「育休中のうち復職意思を確認できない(821人)」が一番多い。(その全員が最初から育休延長目的だったとは限らないが)
>>2023年さいたま市の待機児童報告詳細

2022年のさいたま市の待機児童報告では、待機児童のカウントから除外されている人のうち「転園希望の申し込みをしたが元の施設を継続利用する方」として426人が報告。(2023年は記載なし)

3年前までいた待機児童は1歳児が圧倒的に多く(ここ2年は待機児童0)、現在も >>保育園の利用が決定していない1歳児を対象にした期間限定保育 が設定されているくらいなので、1歳児入園はまだハードルがあるのだと思います。

しかし、ここまで2歳児の不承諾率が大きくなってしまうと、2歳児も転園希望の多さだけではないのかもしれません。詳細を知りたいところです。


職場復帰、がんばりすぎず…!

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まとめ

今回は、さいたま市の保育園の2024年一次利用調整の結果を、全体・区ごと・年齢別に推測・解説、それぞれ不承諾率のグラフ化もして見ていきました。

一次利用調整で承諾された方、保活お疲れ様でした!職場復帰に向けてラスト育休楽しんでください!

不承諾通知だった方は、二次利用調整一歳児を対象にした定期保育の申し込みがあるので、焦らず保育コンシェルジュ等に相談しつつ進めていってください!

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