9月1日は防災の日!
・・・とテレビなどでは聞いていても、いざ何をすればいいのか?
筆者は子どもが生まれてから重い腰を上げて必要物品をそろえましたが、その後2年間、忙しくて結局何もできず・・・
これから毎年防災の日周辺でやるべきことを、自分のためにもまとめました!
ぜひ重い腰を上げて、ファミリーみんなで防災について考えてみてはいかがでしょうか!
「さいたま市防災ガイドブック」を読んで確認・実践!
さいたま市の全世帯に配られているはずのこちら、保管してますか!?
これに基本的なことは大体書かれています。
裏表紙はポケット状になっており、必要な書類を入れておくこともできます。
このガイドブック自体を防災リュックと同じ場所にまとめておくと、いざという時にすぐ確認できます。
電子書籍版やPDFダウンロードもできます→「さいたま市防災ガイドブック(令和2年改訂版)」(さいたま市Webサイト)
が、やはり災害時には冊子版が便利なので、お持ちでない方は担当の防災課へ。
「埼玉県防災マニュアルブック」を読んで確認・実践!
埼玉県でも5つのマニュアルブックを出しています。埼玉県防災マニュアルブック(埼玉県Webサイト)でダウンロードできます。
- 命を守る3つの自助編(家具の固定/災害用伝言サービス/3日分以上の水・食料備蓄)
- 自宅サバイバル編
- 家庭における災害時のトイレ対策編
- 風水害・土砂災害編
- 地震時の行動編
イラストや色遣いがわかりやすく、「さいたま市防災ガイドブック」には書かれていない具体的内容も書いてあるので、併用をおすすめします!
あとで記載する「防災アプリ」のうちの「まいたま防災」でもオフラインで読むことができ、外出先での被災でもネット環境がなくても確認することができます。
しかし、災害時にスマホの電池がもったいなかったり、いざというときにスマホの小さい画面でちょこちょこ見るのが億劫で家族で共有しにくいので、筆者は家庭用はプリントアウトして「さいたま市防災ガイドブック」と一緒に保管しています。
ハザードマップや避難場所、給水場所を再確認
1回調べてもまた忘れてしまうので、防災の日を機会に再確認!
「さいたま市防災ガイドブック」では、さいたま市の「洪水ハザードマップ」「浸水(内水)防災マップ」「土砂災害ハザードマップ」「応急給水場所」などのQRコードも貼られているので、すぐアクセスできます。
避難場所一覧は別紙で挟まれていました。
得た情報は、そのまま「さいたま市防災防災ガイドブック」にメモしておきました。
ピクニック気分で避難ルートと避難所、給水所を確認する「防災さんぽ」も、子どもが大きくなってきたので楽しみながらやってみたいです。
家の中・周辺の安全対策をチェック
家具の転倒防止や、落下防止、食器の散乱防止など、することがたくさんあって腰が重いのですが、まずは寝ていると避けようがないので、寝室の安全を最優先に進めるといいようです。
家具については、子どもがよじ登ったり倒したりと危険があるので、災害に関わらず早めに対策したいところです(やらなきゃ・・・)。
「災害用伝言ダイヤル」「災害用伝言板」を試してみる(登録・確認)
電話がつながりにくくなる災害時、家族や親せき、知人に状況を伝えないと!
NTTによるサービスで、2つとも震度6弱以上の地震発生時等(それ以下の地震やその他災害時はNTTが判断)に使えるものです。
が、災害時でなくても以下の日程で体験利用ができるんです!
1年に1回体験して、いざという時に備えませんか!?
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 毎月1日・15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
災害用伝言ダイヤル(171)
「171」に電話をかけて電話番号を入力すると、安否などの伝言を音声で録音・再生できます。
暗証番号付きの録音・再生も可能です。
全国どこからでも伝言を再生し安否を確認できたり、伝言を録音したりすることができます。
家の電話だけでなく、スマホや公衆電話でも利用可能です。
災害時の不安な時は声でのメッセージは安心できそうですし、実家のネットが苦手な親でも操作しやすそうです。
下の「災害用伝言板(Web171)」で登録した内容・日時も、音声変換されて電話で聞くことができます。
詳しくは、災害用伝言ダイヤル(171)(NTT東日本公式サイト)で!
災害用伝言板(web171)
公式サイトから電話番号を入力すると、安否などの伝言を音声でなくテキストで登録・確認できます。
大災害発生時には、携帯電話各社のポータルサイトのトップメニューなどに「災害用伝言板」へのリンクが表示されるようですが、後述する各種防災アプリにも災害時にはリンクが表示されるので、アプリのダウンロードもおすすめです。
都度使用することも可能ですが、「伝言板登録」で通知希望登録をすると、任意の相手にメールや電話で伝言が登録されたことを知らせる通知が送られるようになります(メール10件、電話1件)。
相手は、伝言が登録されていないか確認し続ける必要がないので便利です。
災害前でも登録できるので、毎年見直して更新していくのもよさそうです。
上の「災害用伝言ダイヤル(171)」に登録した音声メッセージも、音声ファイルをダウンロードして確認することができます。
詳しくは、災害用伝言板(web171)(NTT東日本公式サイト)で!
J-anpiを試してみる(確認)
災害と言えば「災害用伝言ダイヤル」「災害用伝言板」ですが、安否情報の横断的な確認は「J-anpi」!
伝言を登録するものではなく、安否確認をしたい際に使うものです。
「災害用伝言ダイヤル・伝言板」に登録された内容に加え、報道機関や各企業・団体が提供する情報も集約されており、電話番号または氏名でまとめて検索ができます。
なお、「災害用伝言ダイヤル・伝言板」とは違い、常時利用可能です。
後述の防災アプリにもJ-anpiへのリンクが表示されているものがあります。
詳しくは、J-anpi 安否情報まとめて検索 Webサイトで!
各種防災アプリを試してみる
外出先や、停電でテレビが見られなくなっても、情報収集が必要!
いつも持ち歩くスマホ。防災に役立つアプリがたくさんあります。こちらにまとめたので、ぜひ合うものを試してみてください!
「Yahoo!防災速報」は、さいたま市の避難所開設状況や避難情報などの、さいたま市公式の緊急情報がプッシュ通知されるようになっています。さいたま市民として登録マストです!
ゲリラ豪雨が来そうなときや、近隣で不審者が出たときなどプッシュ通知で教えてくれるので日常生活でも便利です。
また2022年、さいたま市公式の防災アプリも出たので、こちらも登録マスト!
スマホ画面に「防災」フォルダを作ってアプリを複数入れても、1年経つとどんなアプリだったか忘れてしまうので、防災の日周辺には起動して試したいものです。
防災用品の過不足のチェック・買い足し
非常持出品、備蓄品についても 「さいたま市防災防災ガイドブック」 にまとまっています。
1年で子どもは急激に成長!昨年入れたミルクはもう不要だったり、逆に新しいものが必要になっていたり。
見直してみたら、新たに必要な防災用品も見えてくるかも。
ちょうど9月初旬~中旬に楽天スーパーセールがあるので買い足しています。
非常食の消費期限チェック・買い足し
保存年数が長い分、いつの間にか消費期限が近付いていたりするので、期限が切れる前に食べる!また、子どもが大きくなると買い足しが必要になることも。
いかにも非常食なものでなく、災害時でも美味しく食べられそうなもの、消費期限前に家で食べても美味しいものを選んでいます。
家族間で共有、いざという時について話し合う
筆者もやりがちなのですが、自分だけで理解してもしょうがない!
今までの項目は、配偶者や話が理解できるようになった子どもとも共有しておきたいところです。
特に以下の項目は確実に必要になるので話し合っておきたいです。
- 電話以外の連絡方法(SNS、メール、災害用伝言サービス等)
- 被災地で家族に連絡が取れない場合の、被災地でない遠方の親戚等連絡の取次先(被災地同士では連絡が取れない場合がある)
- 家にメモを残す方法(玄関ドアの裏がおすすめ)
- 集合場所(主に避難場所)
- 避難場所・経路
- 学校・学童・保育園の災害時の対応の事前確認と、誰がどうやってお迎えに行くか
- 職場で災害に遭った場合の行動
- 各種連絡先をまとめる(家族・親戚・職場・学校)
「さいたま市防災ガイドブック」には、このような「防災・緊急時安心カード」がついており、高齢者向けの雰囲気がするのですが、集合場所や連絡を取る方法など話し合ったことを書いてファミリーみんなで持っておいてもよさそうです。
また、夫婦とも勤務中の災害時の子どものお迎えについて、特に確認必須かと思います。
これも「埼玉県防災マニュアルブック」にまとまっています。
まとめ
子どもが生まれるとやることたくさんありますよね・・・
腰が重いけど重要度が高いことなので、筆者も今年は何とか整備を進めたいと思います。
災害時と同じように過ごしてみるという、「防災ピクニック」も近年よく聞くので、イベント感覚で子どもと体験してみたいと思っています。
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです