十日市(とおかまち)は、埼玉県さいたま市大宮区・武蔵一宮氷川神社で毎年12月10日に行われる冬の風物詩です。
大湯祭(だいとうさい)という氷川神社の神事の中の1日であり、酉の市(とりのいち)とも言います。子どもたちには楽しいお祭りです。
コロナ禍により2020年は中止・2021年は熊手市のみでしたが、2022年は3年ぶりに飲食屋台出店ありで開催されました。2023年はどうなる?
今回は、2023年の大宮氷川神社の十日市について、屋台出店・熊手市、開催時間、2022年のレポ・混雑状況、由来などについてお伝えします!
十日市2023(大宮氷川神社)屋台出店・熊手市
十日市2023(大宮氷川神社)の屋台出店・熊手市は?
2023年
12月9日(土)15:00〜22:00(大宮公園は21:00まで)
12月10日(日)10:00〜21:00
武蔵一宮氷川神社境内及び参道、大宮公園(一の宮通りの出店なし)
約300店
熊手、縁起物、飲食などを販売
2022年は、三の鳥居内(境内)に熊手露店商が約50店、三の鳥居外(第一駐車場・参道片側・車道)に飲食露店が約250店だったので、2022年と同様の規模ということですね。
2022年同様、参道・車道の片側への出店ということで、コロナ前のように両側ではありません。
コロナ前は約1,000店が出店していたので引き続き規模は縮小しているものの、土日開催ということで混雑が予想されますね。
\商売繁昌!/大宮氷川神社の #十日市 境内に響き渡る威勢の良い手締め💥 pic.twitter.com/H8Q78C5VXj
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) December 10, 2019
情報が複数ある熊手市(熊手露店)の時間
熊手市(熊手露店)の開催時間について、情報が複数あります。
上の熊手市の開催時間は、>>さいたま観光国際協会公式ページ から引用しています。
さいたま観光国際協会に電話確認もしましたが、この時間が正しいとのことだったので、さいファミ!ではこの時間を掲載しています。
他の情報は以下です。上でお伝えした時間と違う時間に熊手市が開催されていた場合はご容赦ください。
- >>氷川神社公式サイト には「午前1時から午前6時までは閉鎖され境内に入れないので熊手露店商の営業もその時間は行わない」とあり、氷川神社現地にも10日の熊手市の開催時間として「午前0時~1時、午前6時~午後10時」と掲示されている
- 氷川神社に電話確認してみると、「熊手露天商について管轄外なので詳細は分からないが氷川神社の福熊手の授与が行われる時間(午前7時半~午後10時)は開いているはず」との回答
射的・輪投げ等の露店は第一駐車場にある
射的・輪投げ・金魚すくい・水笛・くじ等、子どもが遊べる感じの露店は、氷川神社入口(一の鳥居)脇の第一駐車場に設置されます。(一部は氷川参道にもありますが)
氷川参道に長く続く露店を抜けてそのまま神社に入ってしまう方も多いかと思いますが、ファミリーの方はぜひ第一駐車場ものぞいてみてください。
十日市2023(大宮氷川神社)の開催時間
十日市2023(大宮氷川神社)の開催時間は?
2023年12月10日(日)
10:00~22:00
※公式の十日市の時間はこちらですが、以下のように、露店や氷川神社で行われる内容など、前日や深夜・朝も開催されています
■熊手・縁起物・飲食露店
武蔵一宮氷川神社境内、参道、大宮公園
9日15:00~22:00、10日10:00~21:00
■御札や福熊手の授与
武蔵一宮氷川神社 神札授与所
10日0:00~1:00および7:30~22:00
福熊手や大湯祭特別紙朱印など、一部は11月30日から授与が始まっています。詳しくは下の氷川神社のリンクで。
前日から熊手露店が始まったり、深夜や早朝にも氷川神社の授与所が開設されるので、熊手や授与を目的とする方はこういった時間に行くと少しは混雑を避けることができそうです。
なお、昨年熊手露店で購入した古い熊手は12月10日に納めることができます。氷川神社で授与している福熊手(大・小)は年間通して納められるそうです。
2022年・2023年の十日市レポ・混雑状況
2022年(土曜日の10時~)、2023年(日曜日の13時~)に十日市に行ってきました!
2022年の10時~は土曜日と言っても混雑はそこまでじゃなく歩きやすく屋台やゲーム、熊手購入も楽しめました。
2023年の13時~はやはり混雑していましたが、氷川参道を北上しながら屋台を十分に楽しめました。歩けないほどでもなく、屋台も大行列にはなっていませんでした。
2022年で300円だったチョコバナナが400円になっていたりと、物価上昇は感じましたが…
しかし2023年昼過ぎの氷川神社境内の熊手市は、道の幅によっては歩きにくいくらい混雑していました。日曜日ですしね。
混雑を避けるには、やはり午前中早めの時間がおすすめです。
小さい子連れの方は、可能であればベビーカーでなく抱っこひもをおすすめしたいです。特に熊手市は混雑で前の人をひっかけちゃいそうな場面を見たり、境内も砂利で動きにくそうでした。
2024年の12月10日は火曜日!9日も月曜日なので平日ですね。
土日だった2022年・2023年とはまた違った混雑状況になりそうです。
十日市の由来は?大湯祭・酉の市とも
十日市の由来は?
そもそも氷川神社の「大湯祭(だいとうさい)」という神事の中の一日であり以下の日程で執り行われます。
- 前斎:11月30日~12月9日
- 本祭:12月10日
- 後斎:12月11日
この「大湯祭」は延宝年間(1673~1681年)の社記にはすでに記載があり、古くから行われてきました。
この本祭である12月10日に「酉の市(とりのいち)」という祭りがたつため、「十日市(とおかまち)」と言われるようになりました。
前斎では毎夜境内にかがり火が焚かれ、この火にあたると無病息災・火防の神徳にあずかれると言われています。
大湯祭について詳しくはこちら⇒大湯祭(十日市)(武蔵一宮氷川神社Webサイト)
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