さいたま市はファミリー世帯の流入が全国1位となっています。
さいたま市内の10区(西区・北区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区・緑区・岩槻区)で新居を探す際に、公立小学校の学区を気にされる方もいるのではないかと思います。
さいたま市内、現在104校の公立小学校。
特に人気がある小学校としてよく名前が出てくる浦和区の高砂小学校・常盤小学校など、学区外から越境して通わせることができるのか気になるところです。
さいたま市の小学校の学区(通学区域)はどこか、学区外の学校も選択できる「特定地域」とは、学区外の小学校に通う方法はあるか・越境することはできるかをお伝えします!
さいたま市の小学校の学区(通学区域)はどこ?
さいたま市の小学校の学区(通学区域)はどこ?
さいたま市では、あらかじめ学校ごとの学区(通学区域)を設定し、これに基づいて就学すべき学校(指定校)を指定しています。
原則、この「指定校」に通うことになっています。
学区は、こちらのさいたま市公式サイトのPDF「町名別通学区域一覧」「小学校別通学区域一覧」に掲載されています。
⇒さいたま市立小・中学校通学区域一覧(さいたま市Webサイト)
宅地開発・人口増加と目まぐるしいさいたま市、学区が変更となるケースもあるので、公式サイトの最新情報を確認ください。
さいたま市には学区外の学校も選択できる「特定地域」がある
さいたま市の公立小学校、原則学区が決まっていても、市内の一部に「指定校以外の学校に就学ができる地域(特定地域)」が設定されています。
特定地域はこちらのさいたま市公式サイトのPDF「小学校特定地域一覧」に掲載されているので、最新版をご覧ください。
⇒さいたま市立小・中学校通学区域一覧(さいたま市Webサイト)
これを見ると一部地域では、「指定校」以外に就学できる学校として「許可校」が設定されており、「許可校」はそれぞれの地域で1校(ごく一部は2校)が設定されています。
「特定地域」であっても、好きな学校に行けるというわけではありません。
なお、特定地域にお住まいのご家庭には、年長児の7月下旬ごろ小学校を選択できることについての案内通知が送られてくるので、「指定校」でなく「許可校」に通いたい場合は、区役所で変更手続きをすることになります。
さいたま市で学区外の小学校に通う方法はある?越境できる?
さいたま市で、「特定地域」のほかに学区外の小学校に通う方法はある?越境できる?と気になる方も多いと思います。
指定校を変更できる事由に該当して許可されれば、学区外の小学校に通うことができます。
指定校以外への就学については、『就学指定校変更・区域外就学許可基準』に示した事由に該当する場合のみ可能となります。なお、学校の施設状況等により受入が困難な場合もありますのでご承知ください。
就学指定校変更・区域外就学許可基準(さいたま市Webサイト)より
『就学指定校変更・区域外就学許可基準』に示した事由って・・・?
いくつかの事由を抜粋します。
- 兄弟姉妹が就学している学校へ就学を希望
- 引越し予定先の学区の学校への通学を希望
- 疾病や障害で指定校への通学が困難なため、最も近い学校への就学を希望
- 共働き等により児童の帰宅時に保護者が不在で、通学区域外の祖父母宅等へ預けなければならないため、預かり先住所の指定校に通学を希望
- いじめ、不登校等で指定校以外の学校へ就学することで、問題解決が見込まれる場合
他にも事由例があります。また、それぞれに許可条件や必要書類があり、「通学方法・経路については学校と協議し合意を得ていること」という前提もあります。
ですので、さいたま市の公式サイトに掲載されている最新版を必ずご確認ください。また、こういった事由があったとしても必ず希望が通るとは限りません。
⇒就学指定校変更・区域外就学許可基準(さいたま市Webサイト)
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まとめ
今回は、さいたま市の小学校の学区(通学区域)はどこか、学区外の学校も選択できる「特定地域」とは、学区外の小学校に通う方法はあるか・越境することはできるかをお伝えしました。
これからさいたま市を検討されているみなさん、さいたま市でのファミリーライフ、楽しいですよ!
お気づきの点がありましたらコメントいただければ幸いです